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放射線部

放射線部ではX線などを使った検査を行っています。
エックス線撮影やCT、MRIなどの画像が診断を大きく左右することがあるので、より良い画像を提供できるよう5人の技師が日々努力しています。
放射線部受付前

 

一般撮影

一般撮影とはいわゆるレントゲン写真の撮影のことです。
エックス線を用いて胸部や腹部、骨、関節など体のあらゆる部分の写真を撮ります。
撮影に要する時間が短く最も基本的な検査です。
昨今ではフィルムではなくモニターでの診断が主流となってきています。

診察風景

撮影のシステムもデジタル化され、当院では2011年にDR(digital radiography)を導入しました。
現在はCR(computed radiography)との併用で、より速くより良い画像を得られるようになりました。

 

●CR装置

CR装置「CR装置」
イメージングプレートという板のようなものにX線を照射し、それを読み取り装置で読み取り画像化するものです。

 

 

 

 

 

 

 
 
●DR装置

ディテクター「ディテクター」
この板(ディテクター)にエックス線を照射するまではCRと同じですが、この板から無線でPCに画像が送られます。
CRのような読み取り装置が必要なく、撮影した画像がすぐに確認できるところが長所です。

 

 

 

エックス線CT

2012年12月、CT装置が新しくなりました。
CT装置  CT操作室

今までの装置に比べて優れた点は、少ないエックス線量でより細かく鮮明な画像が得られることです。

CT検査では輪切り画像を撮影し、その画像をもとにいろいろな方向の断面像や3D(立体)画像をつくります。

 

MRI(室番号4)
0.4T、オープン型で開放感のあるMRI装置です。
MRI  MRI操作室

強い磁石と電波を使い、からだのあらゆる角度から画像を得ることができます。
CTや一般撮影のようにX線を使わないので被ばくの心配はありません。骨の影響を受けずに撮影することができますが、金属類は検査の妨げになるので室内へのお持ち込みをお断りしています。
MRIの検査時間は部位により違いますが、大体20〜40分と長めです。狭い中でじっとしていなければならない検査ですので、症状によっては苦痛に感じられる方、ぐっすり眠られる方と様々です。少しでも楽な状態で検査を受けていただきたいので、不安や痛みなどがありましたら担当技師にご相談ください。できる範囲で患者様のご希望に応えられるようにいたします。

 

骨密度測定
骨粗しょう症の予防、診断に!
骨密度測定

こちらには、GE社の骨密度測定装置(DPX−BRAVO)が設置されています。

この装置は、骨密度を、X線を使用した測定法(DXA法(デキサ法))で測定します。

→DXA法(デキサ法)って?

測定部位は大腿骨(股関節部)と腰椎がありますが、当院では通常大腿骨での検査を行っています。

股関節腰椎
    

→なぜ大腿骨なの?

検査の際、患者様には検査台に仰向けになっていただき(足を固定させていただきます)、数分間で検査終了です。検査による痛みはありません。

→骨密度測定結果の見方

→骨粗しょう症について

★ 骨密度測定装置がある5番の部屋では7番のエックス線撮影室とほぼ同様な機器一式を設置し、第2撮影室としての機能を持たせました。

CRCR

この機器には簡単な透視機能もついており、注射時や関節機能の確認などに使用しています。骨密度測定中でない限りは混雑時の第2の撮影室として利用し、患者様の待ち時間の短縮に努めています。

 

以上が放射線部の主な検査業務です(他にもまだまだ細かい仕事はあるのですが…)。
当院の診療放射線技師は現在5名。明るく元気にときどき議論を戦わせながら!?仲良くやっています。
2013年5月、ユニフォームが鮮やかな色に変わりました。患者様から「いいね!」と言っていただくことも多く、励みになります。

 

これからも患者様により良い医療が提供できるよう、向上心を持って業務に当たりたいと思います。
ご意見、ご要望がございましたら何なりとお聞かせください。 

骨密度測定に関する説明

→DXA法(デキサ法)って?

    

DXA法(デキサ法)とは、二重エネルギーX線吸収測定法(dual-energy X-ray absorptiometry)の略です。2種類のエネルギーレベルのX線の透過率の差を利用して骨量を測定する方法で、測定の精度が高く、測定時間が短く(体型にもよりますが当院の機器で2〜5分程度)、放射線の被曝量もわずかですみます(通常の健診などで行われる胸部X線撮影の1/6程度です)。

 

→なぜ大腿骨なの?

今まではDXA法では腰椎での測定が一般的でした。しかし、当院では通常大腿骨での測定を行っています。その理由として、変形性腰椎症、加齢による骨の変化が顕著な方などは正しい数値が出にくいといわれることが挙げられます。大腿骨は、腰椎に比べてこのような骨の変化が少ないため、精度は高く、再現性もよいとされています。それで、当院は「大腿骨」、なのです。ただし、以前大腿骨を骨折して頸部に金属を入れる手術をされた方は、金属が影響して正しい数値が得られませんので腰椎での測定をすることになります。

 

→骨密度測定結果の見方

骨密度測定結果

骨密度の単位について
         骨密度を表す用語として「BMD」が使われています。
         BMDはBone Mineral Density の略です。
         測定した骨量を面積で割ったものが骨密度です。
         骨密度(g/cm2)=骨量(g)÷面積(cm2) 

YAM値について
         YAM(Young Adult Mean)=若年成人比較%
         骨密度が最も高いといわれる20歳代の骨密度の平均値を100パーセントとして、
         現在の骨密度がどのくらいになっているかをパーセントで表した値です。
         同年齢比較(%)
         現在の骨密度を、測定時と同年齢の平均値を100パーセントとして比較した値です。

 

→骨粗しょう症について

骨粗しょう症の検査
骨粗鬆症