歯科医師1名、歯科衛生士5名、診察ユニット3台の診療室です。
歯科医師:斉木康正
金沢大学大学院医学研究科修了・医学博士
/日本口腔外科学会会員、日本口腔科学会会員
患者様1人当りの診療時間を十分に確保した
診療体制です。
(1)一般歯科診療:う蝕、歯周病などに対して 保存(保存修復、歯内療法、歯周療法) 補綴(クラウン、ブリッジ、部分床義歯、総義歯)
う蝕に対しては、できるだけ健全な歯質を残すよう、切削量を最小限にとどめるような治療をこころがけています。
歯周病は、予防から初期治療・手術・定期的管理まで行い、予防・衛生指導は歯科衛生士の担当制としています。
(2)外科的な処置(歯周外科、口腔外科)外傷、歯牙脱臼、顎骨骨折、歯性感染症、智歯周囲炎難抜歯、 嚢胞、良性腫瘍の摘出など行います。
(3)顎関節症:顎関節症とは、顎関節や咀嚼筋の疼痛、関節雑音、開口障害ないし 顎運動異常を主要症候とする慢性疾患です。
顎関節が痛くて口が開けられない、噛みしめると顎関節の周囲が痛い、 口を開けると音がするなどの症状が
ある時は、多くの場合、顎関節症 と考えられます。手術症例は大学病院へ紹介します。
(4)レーザー治療(主に軟組織疾患に対して有効利用)口内炎や嚢胞や良性の腫瘍の摘出、止血、歯肉切除など
(大きな腫瘍や悪性腫瘍、重症骨折の場合は大学病院へ紹介します)
(5)審美歯科(ホワイトニング処置、着色除去、セラミック冠処置等)
歯の黄ばみや変色が気になる方へ
(6)矯正治療については矯正の専門医を紹介しています。
当院では、小児の筋機能訓練用のプレートの取扱いを行っています。
(7)歯科インプラント:1歯欠損症例から多数歯欠損症例まで対応しています。
自由診療(保険外診療)について、詳しくはこちらから
(8)訪問歯科診療:きじま在宅介護センターの利用者様について、対応することがあります。
(9)口腔機能向上の評価:通所リハビリセンターの利用者様の口腔機能向上のための口腔ケアプログラム作成、実施、評価を行います。
(10)病棟口腔ケア
病棟にて入院患者さんの口腔ケアを行っています。
高齢や薬剤の副作用等の原因により、口腔乾燥が引き起こされる
場合があります。
口腔内が乾燥すると細菌が繁殖しやすく、それによって
虫歯や歯周病、口腔カンジダ症などを引き起こし、
誤嚥性肺炎の発症リスクが高くなります。
口腔内の細菌を減らす口腔ケアを行うことにより、口腔機能の改善、
QOLの向上や早期回復、入院患者さんの栄養状態改善につながります。
また、脳血管障害などで、食べたり飲み込んだりする機能が低下した状態
(摂食嚥下機能障害)の患者さんには、その方に応じて個別にメニューを
作成し、トレーニング(摂食機能療法、摂食嚥下リハビリテーション)を
行います。
(11)周術期口腔管理
当院では、人工股関節置換術等の整形外科手術術後の感染症を防ぐために、
手術前・後の口腔ケアを行っています。
一般的に、全身麻酔の手術を受けると、身体の抵抗力が落ちやすく、
合併症を発症しやすくなると言われています。
口腔管理は、歯科疾患を有する患者や口腔衛生不良の患者の口腔内細菌による合併症
(手術部位や病巣感染)、手術の外科的侵襲や薬剤投与等による免疫力低下により
生じる病巣感染、人工呼吸管理時の気管内挿管による誤嚥性肺炎等の術後合併症や
脳卒中により生じた摂食機能障害による誤嚥性肺炎や術後の栄養障害の予防等を
目的に実施しています。
手術前後において口腔内・口腔機能を管理し 手術に関連した合併症や偶発症の
可能性を少なくしようとする取り組みです。
(12)骨粗鬆症の患者さんへ
ビスホスホネート系製剤、骨吸収抑制剤を使用するとまれに顎骨壊死を起こすことがあります。
口腔内を清潔に保つ、定期的な歯科検診を受ける、感染源を減らす(抜歯すべき歯は抜く)事が
大切になります。
歯科は予約制になっています。
予約制にすることで患者さんを長く待たせることなく、十分な診療時間を確保し質の高い診療を行っています。
また治療の効率化をはかる目的で予約制となっています。
予約なしで来院された場合は、基本的に予約の患者さんを優先して診察するので、
待ち時間がかかることをご了承下さい。
急性の歯痛や外傷や歯の脱臼、顎骨骨折の場合は例外です。
診療受付時間は午前8:30〜12:00、午後2:00〜5:30です。
歯科は木曜、土曜日の午後は休診となっています。