院長 竹内 尚人
昭和37年に初代理事長木島光仁が金沢市山の上町に開業して以来続いている整形外科で、5人の常勤医師と10人の非常勤医師による診療体制をとっています(令和5年12月時点)。午前中は常勤医師2〜3人が外来を担当し、午後は火曜日を金沢大学整形外科教室員、水・金を金沢医科大学整形外科教室員が担当しています。令和4年度は一年間に前十字靱帯再建術などの関節鏡視下手術、人工関節、骨折外傷などを中心におおよそ1300件の手術を行っています。またかほく市内日角で開業している元金沢医科大学整形外科医局長の藤田拓也先生に水曜と金曜の午後に顕微鏡視下での脊椎の手術を行ってもらっています。また非常勤ですが、2人の麻酔専門医のご協力により手術もスムースに行えています。その御蔭で令和4年も肛門外科も含めて全身麻酔だけで月100〜120件くらいのペースで手術ができていました。また術後の疼痛に対しても配慮していただいていますので、手術を受けられた方も術後が楽だと思います。 外来も、毎年受診者数が増えてきていますので、混んできたら当番以外の医師も外来を手伝うようにして待ち時間が長くならないようにしています。ただ日によっては非常に多くの患者さんとなり、受診者の方にご迷惑をおかけしてしまうことがあり、心苦しく思っています。診察医の希望がある方は受け付け時に係りに言ってもらえれば、電子カルテ上にも表示され、希望どうりの医師に診察を受けることができます。また平成22年度にはレントゲン・CT・MRIの画像をフィルムレスにし、令和4年5月からは3代目の電子カルテに更新しました。またコロナ感染症パンデミックの機会に自動精算機も導入しました。これらのことにより待ち時間の短縮や説明の際に見やすくなるようにしていきます。 また平成18年2月から「元気になるための病院」としてふさわしい医療を提供するだけでなく、運動習慣を身につけてもらえるように、健康増進施設 メデイカルフィットネス スポーツリハきじまも開設し、若いスポーツ選手から高齢の方まで幅広い年齢層の方に利用していただいています。この担当は健康運動指導士の大澤さんと竹内さんですが、一人一人にあった運動プログラムを主治医の指示に従いながら組んでくれます。スポリハ きじまでは、生活習慣病で治療中の方は主治医の先生に運動処方箋を書いていただければ、メデイカル会員として月会費も安く利用することができます。ロコモ・メタボ対策としての運動療法だけでなく、管理栄養士の舘川さんによる栄養指導も受けられます。さらに会員はその効果を知るためにも年1回CTによる内臓脂肪量の検査も受けることができます。またロコモの人に対してはロコトレを指導しています。 さらに平成25年5月にはリハビリ施設の面積拡大とアスレテイック リハビリを充実させるためにアスレテイック棟が完成しました。バスケットコートが一面採れる冷暖房付きの体育館を主としていろいろな器具をそろえて、スポーツでケガをした時に、治療して現場にただ単に早く復帰するだけでなく予防対策も身に付けてより高いレベルに到達できるように支援していきたいと考えています。小学生から中学生にスポーツ活動は地域が中心となってクラブチームが行うようにと文部科学省やスポーツ庁が推進していますが、そういうクラブ活動にも市の施設と同じ料金体制で貸し出しもしています。また大災害時には避難施設として利用できるように非常用電源を設置し、食糧・医薬品・備品を備えています。
1956年1月28日 | 福井県勝山市生まれ 3人弟妹の長男 |
1974年3月 | 福井県立勝山高等学校卒業 |
1976年4月 | 金沢大学医学部入学 |
1982年3月 | 同大学卒業 |
1982年4月 | 同大学医学部整形外科学教室入局 |
1982年4月 | 金沢大学大学院入学 |
1984年4月―85年3月 | 福井県敦賀市立病院勤務 |
1985年5月―86年3月 | 国立山中病院勤務 |
1986年4月―89年3月 | 金沢大学医学部付属病院 |
1988年3月 | 金沢大学大学院終了 学位論文 慢性関節リウマチ滑膜組織におけるMMP−3の免疫組織学的局在 |
1989年4月 | 石川県立中央病院整形外科勤務 |
1993年11月 | 光仁会木島整形外科病院副院長就任 |
1994年6月 | 光仁会木島病院院長就任(現在地の松寺町に新築移転) |
2004年5月 | 光仁会木島病院理事長就任 |
2005年5月 | リハビリ施設のための増築・病院外来部門の改築完成 |
現在に至る |
日本整形外科学会(専門医) 日本関節鏡学会 日本股関節学会 日本人工関節学会 日本骨折治療学会 |
日本整形外科スポーツ医学会(学会認定スポーツ医) 日本臨床スポーツ医学会 日本整形外科認定運動器リハビリテーション医 日本運動器リハビリテーション学会(評議員) 日本体育協会認定スポーツドクター |
●妻(洋子 内科医)と二男一女の五人家族
●趣味
【スキー】 | 学生時代は医学部体育科スキー専攻課程と自認するくらい競技スキーアルペンにはまっていましたが、体力の低下とともにスキーに出かける回数も減ってきました。カービングスキーにたよってなんとか続けているレベルです。一年の目標を岩岳学生スキーOB大会に置いてます。 |
【野球】 | 大学時代1年余準硬式野球部に所属していましたが、スキー部との両立は難しく退部、その後は日曜野球リーグを作ったり、早朝野球に参加し、主に内野手として楽しんでいました。現在は肩を壊して弱肩ながら、病院内でチームをつくり、年10数試合しています。 |
【ゴルフ】 | 卒業2年目に敦賀市立病院に勤務となり、すぐに上司の山田義男先生に勧められて始めて、12年くらい前より熱心にやっています。10年前にオフィシャル11となって、止まったままです。決してシングルになりたくない訳ではないのですが---。年齢的に50代のうちに何とかしたいと思っています。 |
整形外科医師 岡村 篤
平成18年4月より金沢に引越して参りました。地域が変わって最初は戸惑いもありましたが、ようやく慣れてきました。関西弁、三重弁を操るどことなく中井貴一に似た整形外科医です。木島病院には基本理念に「元気になるための病院」というものがあります。病院に訪れる方は体のどこかに何らかの症状があって来院される方がほとんどな訳です。一つの病気、ケガにも治療法は一つではありません。何種類かあるうち、その人にとってどれが一番よいのかということを常に考え、治療に当たっております。またこの木島病院はリハビリスタッフの人数も多く、非常に活気があり、そういう面からも元気をもらっていっていただければと思います。学生時代は弓道(初段)をしておりました。西日本の大会で準優勝したこともありますが、現在は残念ながらできておりません。機会があれば再開してみたいと思っております。この病院内にはいくつかのスポーツチームもあり、現在は野球チームに参加しています。小、中学の頃以来ですので18年ぶりな訳ですが、久しぶりにしてみるといいもんです(三振ばかりしてますが)。竹内院長を中心とし、病院全体が一つのチームとして皆様の元気に貢献できるようがんばって参りたいと考えております。
1972年10月1日 | 京都府生まれ 天秤座のB型 |
1991年3月 | 京都府立峰山高等学校卒業 |
1991年4月 | 三重大学医学部入学 |
1997年3月 | 同大学卒業 |
1997年―2006年3月 | 三重県内の病院にて勤務 |
2006年4月 | 光仁会木島病院 整形外科 勤務 |
■主な資格:日本整形外科学会 専門医
■得意とする分野:外傷学 手の外科 骨軟部腫瘍など
スポーツ、リハビリテーションなども資格を取っていきたいと思っています。
整形外科医師 北岡 克彦
出身は石川県小松市で小松高校を昭和55年に卒業しています。昭和61年に金沢大学医学部を卒業し、整形外科学教室に入局しました。大学病院で1年間の研修、その後、公立加賀中央病院(現加賀市民病院)、石川県立中央病院、新湊市民病院(現射水市民病院)を勤務し、平成3年1月から平成21年9月まで金沢大学附属病院にて臨床、研究、教育を行ってきました。平成9年9月からの1年間は米国クレムソン大学に留学しています。
専門はスポーツ整形、関節外科で、主な手術は膝関節の靭帯再建や人工関節置換術などです。また、平成6年に日本体育協会公認スポーツドクターの資格を取得し、現在は日本オリンピック委員会の医科学強化スタッフとしてナショナルチームの選手の診察や手術、海外遠征の帯同などもしています。 10月1日より木島病院に常勤となり、竹内院長のもと、多くのスタッフと協力しながら新たな気持ちでがんばりたいと思います。
整形外科医師 黒田 邦彦
【資格・所属学会】日本整形外科学会専門医
日本整形外科学会脊椎脊髄病医
日本リウマチ学会専門医
日本リハビリテーション医学会認定臨床医
医学博士
平成24年4月より当院整形外科に勤務となりました。
患者さんに分かりやすい説明を心がけ、より良い診療を心掛けたいと思います。
整形外科医師 久門 弘
【資格・所属学会】日本整形外科学会専門医
医学博士
令和2年10月より当院整形外科に勤務となりました。
股関節を専門に診察をしております。