リハビリテーション部 育成カリキュラム
リハビリ部では、入職後約2ヶ月間は病院全体の業務を把握するだけでなく、社会人としての対応や、医療に係わる者として自覚が持てるようになることを目的に院内各部署で研修に取り組んでもらいます。各部署研修以降は外来診察室、外来リハビリ、各病棟に配属となり1〜2年程のサイクルでローテーションを行って、セラピストとしての能力を磨きます。 入職1年目から3年目の間は、5年目以上のスタッフが指導者となりプログラムに沿って研修を進め、より専門的な知識を取得してもらいます。
プログラムの目標と具体的な内容
目標:外来診察室、リハビリ室の最低限の業務を行うことができる。
期間 |
具体的な内容 |
4月〜 |
・診療報酬 施設基準について ・物理療法・各種機器の使用方法、注意点 ・部位別 基本的なリハビリ実技指導 ・リハビリ評価法について |
7月〜 |
・固定帯、松葉杖、包帯の指導方法について ・ギプス・シーネ等の作成、カットの補助 ・診察室におけるカルテの入力、処置の補助、PC操作について |
9月〜 |
・応用したリハビリ実技の指導 |
1月〜 |
・介護保険について ・身体障害者認定の手続きについて ・術後禁忌動作の指導 ・トランスファー、介助方法 ・床上での牽引、CPM等の使用方法の指導 |
目標:病棟の最低限の業務を行うことができる
検査関連のデータを読み取ることができる
期間 |
具体的な内容 |
4月〜 |
・AED使用方法・緊急時の対応について ・義肢装具の手続き、使用方法 ・福祉用具について ・全身状態管理・術後の状態管理について ・入院に関する各種書類作成について |
9月〜 |
・X−P、CT、MRIの読影 ・血液検査、心電図、エコーの見かた |
1月〜 |
・各手術の適応・目的・禁忌等について |
目標:手術について理解することができる
期間 |
具体的な内容 |
1月〜 |
・各手術の適応・目的・禁忌等について |
目標:1〜3年目の仕事について注意・アドバイスをすることができる
目標:1〜3年目の仕事について教育、講師として指導することができる
目標:5年目の指導内容をチェック、確認、修正を行うことができる
※ご見学を希望される方は、お気軽にご連絡ください。